草の根・人間の安全保障無償資金協力 供与式
令和5年12月18日
令和3年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ゴメリ市中央小児臨床病院医療機材計画」供与式の実施
12月6日(水)、ゴメリ州ゴメリ市に所在するゴメリ市中央小児臨床病院にて、「ゴメリ市中央小児臨床病院医療機材計画」の供与式が行われました。シニツィナ副院長をはじめ、同院各支部の支部長ら関係者約15名が出席しました。
日本政府は、2021年11月に同事業に72,037ドルを拠出する贈与契約を締結し、同院の7拠点に新たに眼科用検査機器一式(眼科チャートプロジェクター5台、眼科チャートパネル2台、オートケラトレフラクトメーター4台、超音波画像診断装置1台、非接触眼圧計1台、眼科用器具台5台)を整備することにより、同院の医療環境の改善を図りました。
シニツィナ副院長からは、「非常に高機能な日本製の眼科用機材一式を整備できたことに心から感謝しています。今回のプロジェクトを通じて、経年劣化した機材を置き換えるとともに、全支部に眼科用機材を配置することができました。特に、超音波診断装置は当院に初めて設置された機材であり、同機材を通じて重度の疾患を持つ子どもたちの検査が可能になったことは非常に重要です。機材一式の調達は本年7月に完了し、既に利用し始めていますが、日本製機材の性能の高さを実感しており、各支部長とも、非常に満足しています。導入された機材を十分に活用し、ゴメリ市及びゴメリ地区全域で最も質の高い眼科医療を提供する小児病院として、今後も邁進していきます」とのお礼の言葉をいただきました。
ゴメリ市が所在する南西部ゴメリ州は、チョルノービリ原発事故の被害がベラルーシ国内で最も色濃く残っている地域です。日本政府は草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて、同事故の被災者及びその家族に直接裨益するよう、ベラルーシに過去約20年間で60件に及ぶ様々な案件を実施してきました。本プロジェクトを通じて、今なお事故の被害に苦しむ方々やその家族を支援するとともに、日本とベラルーシの人々の交流が拡大することを願います。
シニツィナ副院長からは、「非常に高機能な日本製の眼科用機材一式を整備できたことに心から感謝しています。今回のプロジェクトを通じて、経年劣化した機材を置き換えるとともに、全支部に眼科用機材を配置することができました。特に、超音波診断装置は当院に初めて設置された機材であり、同機材を通じて重度の疾患を持つ子どもたちの検査が可能になったことは非常に重要です。機材一式の調達は本年7月に完了し、既に利用し始めていますが、日本製機材の性能の高さを実感しており、各支部長とも、非常に満足しています。導入された機材を十分に活用し、ゴメリ市及びゴメリ地区全域で最も質の高い眼科医療を提供する小児病院として、今後も邁進していきます」とのお礼の言葉をいただきました。
ゴメリ市が所在する南西部ゴメリ州は、チョルノービリ原発事故の被害がベラルーシ国内で最も色濃く残っている地域です。日本政府は草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて、同事故の被災者及びその家族に直接裨益するよう、ベラルーシに過去約20年間で60件に及ぶ様々な案件を実施してきました。本プロジェクトを通じて、今なお事故の被害に苦しむ方々やその家族を支援するとともに、日本とベラルーシの人々の交流が拡大することを願います。