上月駐ベラルーシ日本国特命全権大使の信任状捧呈

平成28年6月8日

2016年6月8日
在ベラルーシ日本国大使館

presentation of credentials
  • 16月6日11時(現地時間)より,独立宮殿で行われた信任状捧呈式において,上月豊久駐ベラルーシ日本国特命全権大使はルカシェンコ・ベラルーシ大統領に対し,信任状を捧呈しました(合計13名の大使が信任状を捧呈)。
  • 2引き続き行われた各国大使との懇談における上月大使とルカシェンコ大統領とのやりとりの概要は以下のとおりです。
    • (1)上月大使より以下のとおり述べました。
      • 福島原発事故に際しては,貴国から支援いただいたことに改めて感謝申し上げる。ベラルーシでは30年前に,日本では5年前にそれぞれ原発事故が発生しており,この経験から学べることは多い。この分野において貴国とは協力を継続させていきたい。
      • 貴大統領がミンスク合意の達成のために果たされた貢献について,心より尊敬の念を表したい。今やこのミンスク合意の実現を目指して,関係各国が努力を傾けている。貴大統領の努力があってこそ,それが可能になった。もしこの合意に基づいてウクライナ問題が解決することになれば,「ミンスク合意」という名前は歴史に残るものとなるだろう。
      • まさに日本におけるベラルーシへの関心が目に見えて高まっているときに,大使として赴任できたことは自分にとって大変幸運なことである。最近,日ベラルーシ間の政治対話が非常に活発になってきている。経済面については,両国の協力のポテンシャルは大変高い。是非貴国との経済関係を自分の重要な課題として取り組みたい。
    • (2)これに対し,ルカシェンコ大統領は以下のとおり述べました。
      • 最近は政治対話にしても,経済関係にしても,ベラルーシに対する日本の関心が高まっていることが認められて大変好ましい。
      • 貴使の活躍を心より祈りたい。ベラルーシと日本の関係発展を願っている。