日本文化フェスティバル「ベラルーシにおける日本の秋2019」: ご挨拶
令和元年9月5日
在ベラルーシ日本国大使館は,今年も日本文化フェスティバル「ベラルーシにおける日本の秋」を開催いたします。7回目を迎えた今年のフェスティバルでは,生け花や茶道をはじめとする日本の生活文化,武道,音楽・美術など日本の伝統文化から,ポップカルチャー,映画,スポーツなど日本の現代を伝えるイベントまで,数々の行事が行われます。日本や国外で日本文化を紹介されている専門家に加え,今年も多数のベラルーシの団体がフェスティバルに参加してくださいました。皆さんに,心より御礼を申し上げます。
日本では,2020年夏の東京オリンピック・パラリンピック開催まで一年を切り,着々と準備が進んでいます。各国の代表チームを受入れ,競技会や事前合宿を通じて交流を行う「ホストタウン」も盛り上がっています。ベラルーシのホストタウンは,宮城県白石市・柴田町,東京都立川市(新体操),群馬県前橋市(トランポリン),福岡県田川市(車いすフェンシング)です。在ベラルーシ日本国大使館も,ベラルーシチームを応援しています。
近年,日本とベラルーシの両国関係は各方面で発展してきています。査証制度がお互いに緩和され,一般市民の往来も増えています。相手の国を知ることで,自分の国についても考えるようになることがあります。「ベラルーシにおける日本の秋」が,こうしたきっかけになり,ベラルーシと日本の人々がお互いへの関心を高め,より深く理解する助けになれば大変嬉しく思います。皆さんのご来場を心よりお待ちしております。
宮城県柴田町の秋の風景。同県白石市とともにホストタウンとしてベラルーシの新体操チームを受け入れている。