クララ・マリシェヴァ氏への勲章・勲記伝達式
平成31年2月26日


2019年2月15日,ミンスク市のベラルーシ国立舞踊専門学校(ギムナジウム・コレッジ)にて,ベラルーシ人民芸術家で同校教諭のクララ・マリシェヴァ氏に対する勲章・勲記伝達式が実施されました。
マリシェヴァ氏は,1980年代から現在に至るまで,日本とベラルーシで日本人バレエダンサーの育成に携わってきました。日本政府は,日本バレエ界の発展と,日本・ベラルーシ間の友好親善へのマリシェヴァ氏による多大な貢献を評価し,平成30年秋の外国人叙勲で同氏への旭日双光章授章を決定しました。ベラルーシ共和国で日本の勲章を受章するのは,マリシェヴァ氏が初めてです。
式典では,德永博基在ベラルーシ大使がマリシェヴァ氏の功績に対する感謝の意を表明する挨拶を行った後,旭日双光章と勲記が授与されました。続いて舞踊学校に通った経歴をもつというナタリヤ・カルチェフスカヤ文化省第一次官,かつてベラルーシ国立ボリショイオペラ・バレエ劇場で共に舞台に上がったユーリ・トロヤン・バレエ部門芸術監督と,マリシェヴァ氏にゆかりのある二人の来賓,さらに舞踊専門学校からはイネッサ・ドゥシュケーヴィチ芸術監督とセルゲイ・ペスチェヒン特別科目部長の二人が職員一同を代表してマリシェヴァ氏に叙勲を祝うメッセージを贈りました。
この後,マリシェヴァ氏の叙勲を記念し,舞踊専門学校生徒たちの出演するバレエコンサートが行われました。コンサートにはマリシェヴァ氏の指導を受ける生徒や日本人留学生らも出演し,客席からは大きな拍手が送られていました。
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- 平成30年秋の外国人叙勲受章者決定
- 平成30年秋の外国人叙勲受章者名簿(外務省ホームページ)
- 2019年2月15日付け新聞『今日のベラルーシ』紙報道
- 2019年2月15日付け『Minsk-novosti』報道
- 2019年2月15日付けBelTA通信社報道
- 2019年2月15日国営テレビ「ベラルーシ1」局ニュース報道
- 2019年2月16日テレビSTV局ニュース報道(1)
- 2019年2月16日テレビSTV局ニュース報道(2)
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