初代駐日ロシア帝国領事を務め, 世界初の和露辞典を出版した東洋学者, ヨシフ・ゴシケーヴィチ生誕200周年に当たります。 プレスリリース(露文) |
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ゴシケーヴィチ生誕200年 新着情報 実施報告 報道
周年記念行事予定(2014年)
6~7月 | ゴシケーヴィチ生誕200年記念国際移動展(サンクトペテルブルク市) | |
(国立サンクトペテルブルク史博物館分館ルミャンツェフ邸,ロシア) | ||
9月 | ゴシケーヴィチ生誕200年記念国際移動展(パリ) | |
(ユネスコ本部,フランス) | ||
10月 | ゴシケーヴィチ生誕200年記念国際移動展(函館市) | |
(函館市地域交流まちづくりセンター) | ||
日本語専攻ベラルーシ人大学生の日本訪問・記念行事参加 | ||
ゴシケーヴィチ生誕200年 行事予定 実施報告 報道
新着情報
ロシア・サンクトペテルブルクでの記念国際移動展開催
6月19日,ロシア・サンクトペテルブルクの国立サンクトペテルブルク史博物館分館ルミャンツェフ邸(Anglyiskaya naberezhnaya, 44)にて,ゴシケーヴィチ生誕200年記念国際移動展『ヨシフ・ゴシケーヴィチ~外交官・学者・東洋研究者』が開会します。この移動展はベラルーシ・ミンスク市のベラルーシ共和国国立歴史博物館で開催されたもので,ゴシケーヴィチが勤務したロシア帝国外務省の所在したサンクトペテルブルク市に会場を移して展示されるものです。展示内容は初代駐日ロシア領事を務め,世界最初の本格的な和露辞典を刊行したゴシケーヴィチの人生を,生誕から晩年まで幾つかの時代に分けて紹介する解説パネルを中心に,同じくベラルーシから提供された古書や日本の伝統工芸品,ベラルーシの民族衣装その他から構成されています。また,ポーランド・クラコフの写真史博物館からは,20世紀初頭の日本を記録した写真コレクションが提供されています。さらにこれらに加え,国立サンクトペテルブルク史博物館の所蔵品から,浮世絵や書物,彫刻,陶磁器など18世紀末から19世紀初め日本の美術品も展示される予定です。
ゴシケーヴィチ生誕200年記念国際移動展『ヨシフ・ゴシケーヴィチ~外交官・学者・東洋研究者』(ベラルーシ・ミンスク)
国立サンクトペテルブルク史博物館 公式HP(ロシア語・英語)

ミンスクでの記念国際移動展会期延長
3月20日よりミンスクのベラルーシ共和国国立歴史博物館で開催されているゴシケーヴィチ生誕200年記念国際移動展『ヨシフ・ゴシケーヴィチ~外交官・学者・東洋研究者』は,当初予定されていた会期を延長し,5月25日まで実施されることが決定しました。期間中の5月17日は,年に一度の国際博物館デーに当たり,移動展会場となっている国立歴史博物館でも「ミュージアム・ナイト」関連イベントが実施される予定です。展示はミンスクでの会期終了後,6月半ばよりロシアのサンクトペテルブルクに会場を移して実施予定です。
ゴシケーヴィチ生誕200年記念国際移動展オープニング(ミンスク市,3月20日)
3月20日18時よりベラルーシ共和国国立歴史博物館(ul.K.Marksa, 12)にて,ゴシケーヴィチ生誕200年を記念する国際移動展『ヨシフ・ゴシケーヴィチ~外交官・学者・東洋研究者』のオープニングが開催されます。生誕200年記念行事スタートのイベントとなるこの移動展は,日本とベラルーシ,ロシアの歴史と文化に密接に関わったゴシケーヴィチの人生と業績を紹介するものです。
オープニングでは,三森重弘・駐ベラルーシ日本国大使が挨拶を行います。また,翌21日に開催される第3回ゴシケーヴィチ記念国際学術会議参加のためにベラルーシを訪れる倉田有佳・ロシア極東連邦総合大学函館校准教授も移動展オープニングに出席を予定しています。
展示はミンスクの後(~4月末),ゴシケーヴィチゆかりの地であるサンクトペテルブルク(ロシア),函館へと場所を替えて続きます。また,フランス・パリのユネスコ本部での実施も決定しています。
主催者公式HP(ベラルーシ語・ロシア語)

第3回ゴシケーヴィチ記念国際学術会議(ミンスク市,3月21日)
3月21日,ベラルーシ国立大学国際関係学部(ul.Leningradskaya, 20)にて,第3回ゴシケーヴィチ生誕200年記念国際学術会議が開催されます。
会議冒頭には,セルゲイ・アブラメイコ・ベラルーシ国立大学学長,三森重弘・駐ベラルーシ日本国大使をはじめ,ベラルーシ共和国外務省,教育省,在ベラルーシ・ロシア連邦大使館,オストロヴェツ地区の代表者が開会の辞を述べる予定です。会議にはゴシケーヴィチゆかりの地であるロシア・サンクトペテルブルクよりニコライ・ニコラエフ国立図書館希少図書部長,函館市から倉田有佳・ロシア極東連邦総合大学函館校准教授が参加し,計12名の発表が予定されています。
主催者公式HP(ロシア語・ベラルーシ語・英語)

オストロヴェツ地区での「日本紹介展」開催(オストロヴェツ市/マリ村,3月20日)
3月20日よりグロドノ州オストロヴェツ地区で,「日本紹介展」が開催されます。展示は区役所のあるオストロヴェツ市の中央図書館(ul. Naberezhnaya, 6)の後,マリ村図書館(ul.Oktyabr'skaya, 28, agrogolodok Mali)に場所を替えて実施予定です。在ベラルーシ日本国大使館がベラルーシ各地で実施している「日本紹介展」は,2004年以来70回以上を数えますが,今回はゴシケーヴィチ生誕200周年を記念し,ゴシケーヴィチがロシア帝国外務省を退官後,晩年を過ごした土地マリを含むオストロヴェツ地区で開催する運びとなりました。会場となるマリ村図書館には,常設でゴシケーヴィチ記念コーナーが設けられており,地元住民にゴシケーヴィチの業績を紹介しています。また,オストロヴェツ市中心にはゴシケーヴィチの胸像が立ち,マリには記念碑が設置されています。オストロヴェツ地区での「日本紹介展」は4月末まで実施の予定です。