ベラルーシにおける日本の秋2013:「紋切りあそび」レクチャー・ワークショップ

平成25年10月18日

monkiri

「紋切り」レクチャー・ワークショップは日本文化フェスティバル「ベラルーシにおける日本の秋2013」 の行事の一つです

在ベラルーシ日本国大使館は,国際交流基金が海外巡回展『現代日本デザイン100選』実施に合わせて派遣する専門家を講師に招き,「紋切りあそび」のレクチャーとワークショップを開催いたします。

「紋切りあそび」は,折りたたんだ紙を型紙に合わせて切り,広げることでさまざまな家紋など左右対称のかたちをつくり,飾って楽しむ遊びです。江戸時代に着物や提灯などに紋を描く職人が利用した型紙が起源だとされています。ミンスクでは,こうした日本の文様文化の伝統などについてのレクチャーと,実際に型紙を使って模様を切り,作品に仕上げる体験ワークショップを行います。

日時:

レクチャー2013年11月2日(土)12:00~13:30(来場自由)
ワークショップ2013年11月2日(土)15:00~16:00 ★
レクチャー・
ワークショップ
2013年11月3日(日)12:00~14:00(美術関係者対象)★

★事前登録制・はさみ持参

場所:
ベラルーシ共和国国立美術館(Natsional'ny khudozhestvenny muzei Respubliki Belarus'),Art-cafe(ul. Lenina 20, Minsk)
* 入館料が必要です

★ ワークショップへの参加を希望される方は,広報文化部 nippon-kultura@mk.mofa.go.jp へメールまたはお電話((017)2036233,2036037)でお名前・ご連絡先・ご希望日をお知らせください(10月31日〆切)。

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shimonaka nabo

【講師】下中 菜穂
(しもなか・なぼ)

いったんは忘れられていた、江戸時代の「紋切りあそび」の復興と新しい可能性の発見に力を注いでいる。「紋切りあそび」を通して「かたち」に込められた祖先の暮らしぶりや文化、自然観などを紹介。文様を暮らしの中で楽しむ生活文化を現代によみがえらせるべく活動している。

本の出版、国内外でワークショップや展覧会を開催。東北地方の「きりこ」,三河地方の神楽の切り紙、中国の「窓花」など,「暮らしと切り紙」をめぐるフィールドワークを続ける。

造形作家、出版業、東京造形大学講師、1960年千葉県生まれ。

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