日本文化フェスティバル「ベラルーシにおける日本の秋2014」


ベラルーシの皆様,
今年も在ベラルーシ日本国大使館は,日本文化フェスティバル「ベラルーシにおける日本の秋」を開催します。9月から11月までの間に,伝統芸能からポップ・カルチャーまで多彩な文化事業を実施します。
2014年は,初代ロシア帝国駐日領事にして,世界初の本格的な和露辞典を刊行したヨシフ・ゴシケーヴィチの生誕200周年に当たります。記念行事は,ゴシケーヴィチの出身地であるベラルーシのみならず,同人の勤務地であるロシア・サンクトペテルブルク,赴任地である日本・函館でも開催され,多くの人が同人の功績を知ることとなりました。
我が国とベラルーシは地理的には遠く離れておりますが,「日本の秋」を通じて,皆様にとって日本がより身近な存在になることを期待しております。なお,2015年には日本で人気を博したテレビ・ドラマ「カーネーション」が放映されることが決まっております。ベラルーシで日本のTVドラマが放映されるのは初めてのことです。こちらもどうぞ楽しみにしていてください。

皆さま,
在ベラルーシ日本国大使館が実施する日本文化フェスティバル「ベラルーシにおける日本の秋2014」にご来場、ご参加の皆さまにご挨拶を申し上げることを嬉しく思います。
2014年は、ベラルーシと日本の関係において、特別な年です。今年、両国は、ベラルーシ出身でロシア帝国から初めて日本に駐在した外交代表となった、I. A. ゴシケーヴィチの生誕200年を記念しております。対日関係発展におけるゴシケーヴィチの貢献を高く評価しているのはわが国だけではないことを、誇りをもって申し上げたいと思います。生誕200年の記念事業は、日本とロシアの両国政府からも支援を受けております。また、ユネスコの周年記念行事としても認定を受け、ゴシケーヴィチの人生と功績を顕彰する移動展は、9月にはパリのユネスコ本部、さらに函館市でも実施されることとなりました。
「ベラルーシにおける日本の秋」は、「日出ずる国」の豊かで多様性に富んだ文化を知るまたとない機会です。毎年「日本の秋」が実施されることで、ベラルーシと日本がさらに近しく、分かり合える存在になることを期待しております。 この素晴らしい事業の全ての参加者の皆様、主催者の皆さまの一層のご活躍をお祈り申し上げます。

ベラルーシの皆さま
日本文化フェスティバル「ベラルーシにおける日本の秋2014」が盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。本年は貴国出身であり、函館市において我が国最初の初代ロシア領事として活躍されたゴシケヴィッチ・ヨシフ・アントノヴィチの生誕200年にあたる記念すべき年でもあります。ミンスク市においても、彼の偉業を讃える様々な行事が行われると聞いておりますが、当市においても、市民が中心となった実行委員会が組織され、移動展や講演会、学生交流などの記念事業が実施されます。
ゴシケヴィッチ領事は、函館に在任していた7年間の間に、日本人に対して、写真術、西洋医学、天文学、気象学といった先進的な西洋文明を伝えました。その業績は、函館のみならず我が国全体の文明開化を推進したと言っても過言ではありません。
今年のゴシケヴィッチ生誕200年記念事業を通じて、日本人が改めて彼の功績を偲び、ひいてはベラルーシ・日本両国の友好交流がより一層発展する機会となることを心より期待しております。
最後になりますが、日本文化フェスティバル「ベラルーシにおける日本の秋2014」のご盛会と、関係者の皆さまのますますのご活躍を祈念いたしましてお祝いの言葉とさせていただきます。
行事一覧
9月 | 23 | ベラルーシ日本語弁論大会(「ベラルーシにおける日本の秋2014」オープニング)(ミンスク市,ベラルーシ国立図書館) |
23 - 10/18 | 在ベラルーシ日本国大使館「日本紹介展」(ミンスク市,ベラルーシ国立図書館) | |
25 | レクチャー「日本の現代演劇:伝統と革新」(ミンスク市,現代芸術センター) | |
10月 | 4 | 頭脳ゲームフェスティバル「鋼鉄の熊鼠」(リーダ市,リーダ地区児童青少年創造センター) |
4 - 5 | 第10回国際空手トーナメント「ミンスク・オープン SANKER CUP2014」(ミンスク市,ミンスク空手道連盟(MFK)主催) | |
12 | 墨絵ワークショップ(ミンスク市,日本文化センター「葉隠」主催) | |
14 | 居合道デモンストレーション/ワークショップ(ミンスク市,日本文化センター「葉隠」・居合道クラブ主催) | |
16 | 合気道デモンストレーション/ワークショップ(ミンスク市,日本文化センター「葉隠」・合気道クラブ「AIKIDOM」主催) | |
18 - 19 | ポップカルチャーフェスティバル「HIGAN 2014」(ミンスク市,コンサートホール「ミンスク」) | |
19 | ロボットトーナメント(ミンスク市,日本文化センター「葉隠」・個人家庭教師集団「100点満点」主催) | |
23 | 日本への窓(ジャパンデー in ブレスト)(ブレスト市) | |
26 - 27 | 書道デモンストレーション/ワークショップ(ミンスク市) | |
27 -11/1 | 現代日本映画週間(ミンスク市,映画館「POBEDA」) | |
27 -11/1 | 墨絵・絵手紙・書道展覧会(ミンスク市,映画館「POBEDA」,日本文化センター「葉隠」主催) | |
11月 | 4 | 居合道デモンストレーション/ワークショップ(ミンスク市,日本文化センター「葉隠」・居合道クラブ主催) |
8 | 墨絵ワークショップ(ミンスク市,日本文化センター「葉隠」主催) | |
11 | 「ベラルーシ・日本の四季」(コンサート)(ミンスク市,第5番児童音楽芸術学校主催) | |
13 | 合気道デモンストレーション/ワークショップ(ミンスク市,日本文化センター「葉隠」・合気道クラブ「AIKIDOM」主催) | |
15 | 墨絵ワークショップ(ミンスク市,日本文化センター「葉隠」主催) | |
16 - 18 | 茶道デモンストレーション(ミンスク市,ヴィチェプスク市) | |
23 - 24 | 尺八コンサート・ワークショップ(ミンスク市,ギャラリー「Ў」,ベラルーシ国立音楽アカデミー) | |
28 | 在ベラルーシ日本国大使館「日本紹介展」オープニング(ゴメリ市,ゴメリ国立大学) |
新着情報
在ベラルーシ日本国大使館「日本紹介展」オープニング(2014年11月28日,ゴメリ市)
11月28日(金),ゴメリ市のゴメリ国立大学(ul. Sovetskaya, 104)にて,2014年の「ベラルーシにおける日本の秋」最後の行事となる在ベラルーシ日本国大使館「日本紹介展」のオープニングが実施されます。オープニングには三森重弘・駐ベラルーシ日本国大使が出席し,学生と大使との交流の場も設けられる予定です。また15時からは,国際交流基金がベラルーシでの上映のために寄贈したアニメ映画二本を上映します(新海誠監督『ほしのこえ』(2002年),『言の葉の庭』(2013年))。「日本紹介展」とアニメ上映会の入場は自由・無料です。
実施報告
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ベラルーシ・日本の四季(コンサート)(2014年11月11日,ミンスク市)
11月11日(火)18時より,ミンスク市第5番児童音楽芸術学校(ul.Ponomarenko, 10)にて,「ベラルーシ・日本の四季」と題したコンサートが行われます。このコンサートは,昨年に続き同音楽学校が「ベラルーシにおける日本の秋2014」の行事として企画したもので,今年は季節をテーマにした日本とベラルーシの楽曲が集められ,歌や各種楽器演奏で紹介されます。当日は三森重弘・在ベラルーシ日本国大使が出席を予定しており,出場・来場の皆さまにご挨拶申し上げます。
ミンスク市第5番児童音楽芸術学校(ロシア語)
実施報告
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日本への窓(ジャパンデー in ブレスト)(2014年10月23日,ブレスト市)
10月23日の12:30より、ブレスト市の考古学博物館「ベレスチエ Berest'e」にて、同市の武道研究クラブ「武神館(ぶじんかん)」が主催する「日本への窓」と題した日本文化紹介行事が行われます。このイベントでは、11月9日まで同博物館で開催される在ベラルーシ日本大使館「日本紹介展」の開会式で幕を開け、武神館による演武や、展示される武道関連品の紹介が行われます。このほか、「日本を旅する」と名付けられたクエストの実施や、国際交流基金が提供する日本映画「ALWAYS 三丁目の夕日'64」(2012年山崎貴監督)の上映が予定されています。
実施報告
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- 新聞「ブレスト・クーリエ Brestsky kur'er」 2014年10月23日 (No.44)
- バーチャル・ブレスト Virtual'ny Brest 2014年10月23日
- ラジオ・ブレスト Radio Brest 104.8FM 2014年10月24日
- 新聞「ブレスト新聞 Brestskaya gazeta」 2014年10月24日 (No.43)
- Tomin.by 2014年10月24日
- TUT.BY 2014年10月24日
- 新聞「夜明け Zarya」2014年10月27日
- ブクTV Bug-TV 2014年10月27日
- 新聞「ブレスト通報 Brestsky Vestnik」 2014年10月30日 (No.44)
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ロボットトーナメント(2014年10月19日,ミンスク市)
ミンスク市の第50番ギムナジウム(ul. Kiselyova, 9)にて10月19日11時より、第2回児童ロボットコンテストが行われます。主催は家庭教師センター「100点満点」と東洋伝統文化協会「葉隠」です。トーナメントには三森重弘在ベラルーシ日本国大使も出席を予定しているほか、ベラルーシ科学アカデミー情報工学研究所の研究員がロボット工学の技術について解説し、同研究所で制作されたロボットを披露します。 トーナメントでは、日本でも人気のある「ロボット相撲」などで参加者が技術を競う他、「ロボットと私たち」をテーマとする俳句コンクールも同時に行われます。
第1回のロボットコンテストは2014年5月にミンスクでのアイスホッケー世界選手権開催を記念して行われました。第1回大会では、世界選手権にちなんで約50名の参加者によるロボットがアイスホッケーで対決し、250名以上の観客を集めました。
大会公式HP(ロシア語)
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ポップカルチャーフェスティバル 「HIGAN 2014」(2014年10月18・19日,ミンスク市)
10月18日・19日の2日間、ミンスク市のコンサートホール「ミンスク」にて、第9回ポップカルチャーフェスティバル「HIGAN」が行われます。「HIGAN」はベラルーシ最大のコスプレ大会で、在ベラルーシ日本国大使館の後援事業となっています。今年の大会では、日本大使館がカラオケ部門入賞者への賞品を提供するほか、三森重弘大使をはじめとする大使館員が同部門の審査員も務める予定です。
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- Onliner.by(2014年10月18日)
- NAVINY.BY(2014年10月19日)
- ベラルーシ国営テレビ・ラジオ会社(2014年10月20日)
- 新聞「連帯 Salidarnasts'」(2014年10月20日)
- 新聞「ソヴェツカヤ・ベラルシヤ Sovetskaya Belorussiya」(2014年10月21日)
- 新聞「ミンスク・クーリエ Minsky kur'er」(2014年10月22日)
- 新聞「ゴメリ通信 Gomel'skie vedomosti」(2014年10月22日)
- Family.by(2014年10月24日)
- SB.BY 今日のベラルーシ BELARUS' SEGODNYA(2014年10月24日)
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合気道デモンストレーション/ワークショップ(2014年10月16日・11月13日,ミンスク市)
東洋伝統文化協会(日本文化センター)「葉隠」は、合気道クラブ「AIKIDOM」との共催で、ミンスク市において合気道のデモンストレーションとワークショップを開催します。当日は、合気道の概要を実技を交えて紹介した後、基本的な技を参加者に指導します。参加は無料、事前登録が必要です。
2014年10月16日(火)19:30~
2014年11月13日(火)19:30~
ベラルーシ国立工科大学(Belorussky natsional’ny tekhnichesky universitet (BNTU))柔道場(pr. Nezavisimosti, 65, 2F)
主催者HP(ロシア語)
合気道クラブ「AIKIDOM」HP(ロシア語)
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居合道デモンストレーション/ワークショップ(2014年10月14日・11月4日,ミンスク市)
東洋伝統文化協会(日本文化センター)「葉隠」は、「居合道クラブ」との共催で、ミンスク市において居合道のデモンストレーションとワークショップを開催します。当日は、居合道の概要を実技を交えて紹介した後、基本的な技を参加者に指導します。参加は無料、事前登録が必要です。
2014年10月14日(火)19:30~
2014年11月4日(火)19:30~
ミンスク市第125番学校(Shkola No.125)(ul. Zhudro, 15)1階屋内運動場
主催者HP(ロシア語)
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墨絵ワークショップ(2014年10月12日・11月8日、ミンスク市)
在ベラルーシ日本国大使館が実施する「ベラルーシにおける日本の秋2014」では、日本文化センター「葉隠」(NPO東洋伝統文化協会)が一連の日本文化デモンストレーション・ワークショップを実施します。その第一弾として10月12日15時より、「葉隠」オフィス(文学者会館 Dom literatora 314号室、ul. Frunze, 5)にて、墨絵のワークショップが開催されます。講師は画家で水彩画・墨絵を専門とするリンマ・カラチャン氏です。ワークショップでは、墨絵の概要についての解説の後、基本的な墨絵の技法を学び、さらにそれを用いて竹、蘭、菊、梅を描きます。「葉隠」では,11月にも2回のワークショップを予定しています。
主催者HP(ロシア語)
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第10回国際空手トーナメント「ミンスク・オープン SANKER CUP2014」(2014年10月4・5日,ミンスク市)
10月4・5日,ミンスク市のスタジアム「ミンスク・アリーナ」自転車競技場にて,ミンスク市オープン空手選手権「SANKER CUP2014」が行われます。10回目を迎えた今年の大会は,昨年に引き続き,日本大使館の主催する「ベラルーシにおける日本の秋2014」の一行事として実施されます。オープニングは10月4日(土)16時30分から開始予定で,日本大使館から三森重弘・駐ベラルーシ日本国大使が出席を予定しています。
日時:2014年10月4日(土) 16:30(開会式)
会場:ミンスク・アリーナ(Minsk-Arena, Pr.Pobediteley, 111),自転車競技場(Velodrom)
照会:+375 29 666 6064 (組織委員会プレス担当)
実施報告
10月4・5日,ミンスク市のスタジアム「ミンスク・アリーナ」自転車競技場にて,ミンスク市オープン空手選手権「SANKER CUP2014」が行われました。10回目を迎えた今年の大会には,ベラルーシの他,ロシア,カザフスタン,リトアニア,ラトビア,セルビア,ウクライナ,エストニアなど,12カ国から600名以上の選手が参加し,「子供の健康は国家の健康」をスローガンに競技を行いました。昨年に引き続き同トーナメントは「ベラルーシにおける日本の秋2014」の一行事として実施され,10月4日16時半からのオープニングセレモニーでは,三森重弘・駐ベラルーシ日本国大使が在ベラルーシ日本国大使館を代表して出場者への挨拶を行いました。
報道
- BELAPAN通信 2014年10月5日
(ロシア語)
- 男性誌 『Mensby.com』 2014年10月6日
(ロシア語)
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頭脳ゲームフェスティバル「鋼鉄の熊鼠」 (2014年10月4日,リーダ市)
10月4日,グロドノ州リーダ市のリーダ地区児童青少年創造センターにて,日本をテーマとする頭脳ゲームフェスティバル「鋼鉄の熊鼠」が開催されます。同センターが主催するこのフェスティバルでは,地区の頭脳ゲームクラブ「鋼鉄の熊鼠(Stal'naya krysa)」がロシアの人気テレビ番組「何? どこ? いつ?(Chto? Gde? Kogda?)」を模した日本についての知識を競うクイズゲームを実施する他,地元有志による茶道と空手のデモンストレーション,アニメ上映,折り紙や書道,俳句などのワークショップが行われます。このフェスティバルは日本大使館の主催する「ベラルーシにおける日本の秋2014」の一行事として実施され,オープニングは10月4日(土)12時からの開始を予定しています。入場は無料,参加の事前登録は不要です。
日時: | 2014年10月4日(土) 12:00(開会式) |
会場: | リーダ市,リーダ地区児童青少年創造センター |
(Lidsky raionny tsentr tvorchestva detei i molodyozhi, ul.Pobedy, 52, Lida) | |
照会先: | mob. (029)7865383 E-mail stkrysa@yandex.ru |
主催者HP (ロシア語)
実施報告
10月4日,グロドノ州リーダ市のリーダ地区児童青少年創造センターにて,頭脳ゲームフェスティバル「鋼鉄の熊鼠」が開催され,学童を中心に約200名の来場者を集めました。今回のフェスティバルは,ロシアの人気テレビ番組「何? どこ? いつ?(Chto? Gde? Kogda?)」を模したゲームの愛好者クラブ「鋼鉄の熊鼠(Stal'naya krysa)」が,「日本の秋」にちなんで日本をテーマとしたフェスティバルを企画したものです。
フェスティバルは子供たちによる茶道デモンストレーションで開幕し,続いて地元極真会空手クラブのメンバーによるデモンストレーションと競技会,並行して折り紙,書道,碁のワークショップが行われ,来場者はそれぞれ関心のあるコーナーに参加しました。頭脳ゲームには大人から子供まで40名以上が様々な構成のチームで参加し,ばらばらになった芭蕉の俳句を並び替える問題など,日本についての知識を競いました。
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レクチャー「日本の現代演劇:伝統と革新」 (2014年9月25日,ミンスク市)
ミンスク市の現代芸術センター(ul.Nekrasova, 3)にて,同センターが主催する日本の現代演劇をテーマとする公開レクチャーが実施されます。能や,宝塚を例にとり,日本の演劇の伝統や現代演劇の流れや傾向が,ビデオを交えて紹介されます。講師は,ベラルーシ国立芸術アカデミー・シニア講師(芸術史・芸術理論)のイリナ・コスティリャンチェンコ氏です。同氏は2012年に芸術アカデミー大学院準博士課程(専門:舞台芸術)を修了し,同年,東京の早稲田大学での研修も行いました。このレクチャーは,日本大使館主催の「ベラルーシにおける日本の秋2014」の行事として行われます。
日時:2014年9月25日(金) 18:30~
会場:現代芸術センター(Tsentr sovremennykh iskusstv, ul.Nekrasova, 3)
主催者HP(ベラルーシ語)
実施報告
9月25日,ミンスク市の現代芸術センター

報道
- Kul'tprosvet(2014年10月6日)
(ロシア語)
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2014年ベラルーシ日本語弁論大会 (2014年9月23日,ミンスク市)
在ベラルーシ日本国大使館とベラルーシ日本語教師会は,今年も恒例のベラルーシ日本語弁論大会を開催いたします。第12回目となる今回は,日本大使館主催の「ベラルーシにおける日本の秋2014」スタートの行事となりました。合計8名の出場が予定されており,あらかじめ用意した5分までの日本語でのスピーチと,テーマに沿った二問の質問への応答ぶりが評価の対象となります。優勝者は,10月末にモスクワで行われるCIS学生日本語弁論大会にベラルーシ代表として出場します。今年はベラルーシ人で初代駐日ロシア帝国領事を務めたヨシフ・ゴシケーヴィチの生誕200年にも当たり,会場となるベラルーシ国立図書館で10月18日まで日本関連図書の展示と在ベラルーシ日本大使館による「日本紹介展」も合わせて開催されます。
日時:2014年9月23日(金) 16:00~
会場:ベラルーシ国立図書館(pr. Nezavisimosti, 116, 向かって右のレストラン入り口より3階へ)
実施報告
9月23日,ベラルーシ国立図書館にて,在ベラルーシ日本国大使館とベラルーシ日本語教師会の主催による2014年ベラルーシ日本語弁論大会が行われました。第12回を迎えた今回の大会は,在ベラルーシ日本国大使館が実施する日本文化フェスティバル「ベラルーシにおける日本の秋2014」のスタートを飾る行事となりました。また2014年は,ベラルーシ人で初代駐日ロシア帝国領事を務めたヨシフ・ゴシケーヴィチの生誕200年にも当たることから,これを記念して会場隣のギャラリースペースで日本大使館による「日本紹介展」と,国立図書館が所蔵する100点以上の日本関連図書も展示され,ゴシケーヴィチに関する資料も公開されました。開会の挨拶では,三森重弘駐ベラルーシ日本国大使より,ベラルーシ国立図書館のモトゥリスキー館長に対し,函館市より寄贈されたゴシケーヴィチ関連資料(ゴシケーヴィチが函館駐在時に刊行された日本人向けロシア文字教本『ろしやのいろは』復刻版)と金沢市のNPO「はだしのゲンをひろめる会」寄贈による『はだしのゲン』ロシア語版2巻組が贈呈されました。これに対しモトゥリスキー館長からは,国立図書館が所蔵する日本研究資料のデータベースが紹介されたほか,今後の日本との学術関係活発化への期待が表明されました。
大会には大学で日本語を専攻する学生など8名が出場し,事前に準備したさまざまなテーマでの日本語のスピーチを行いました。スピーチは内容・発表ぶりやスピーチ後の質疑応答の様子が合わせて審査対象となり,三森大使を長とする5名の審査員団が審査を行いました。この結果,ベラルーシ国立大学国際関係学部4年生のアンゲリーナ・シチェルバコワさんが第1位となり,10月25日にロシア・モスクワで開催されるCIS学生日本語弁論大会にベラルーシ代表として出場することとなりました。第2位,第3位には,イリーナ・マルドゥセヴィチさん,ヴィクトリア・モロゾワさん(いずれもミンスク国立言語大学3年生)がそれぞれ入りました。1位から3位の入賞者が表彰されたほか,参加者全員にミンスクの姉妹都市仙台市より提供された,仙台の工芸品「玉虫塗」栞などの記念品が贈られました。このほか,アトラクションとして,ミンスクで勉強する日本人留学生がベラルーシ語やロシア語でのスピーチを行い,来場者の関心を集めました。
国立図書館ギャラリースペース(正面向かって右のレストラン「メガポリス」入り口より3階へ)での「日本紹介展」および日本関連書籍の展示は,10月18日まで続く予定です。
報道
- BELAPAN通信 2014年9月24日
(ロシア語)
ベラルーシにおける
日本の秋
- プレスリリース(ロシア語)(PDF)
(283KB)
- 在ベラルーシ日本国大使館広報文化部pr. Pobediteley, 23/1, 8th Floor, Minsk 220004
tel.: +375 17 2036233, 2036037
fax: +375 17 3902169
E-mail: nippon-kultura@mk.mofa.go.jp